企画展示

 今年は「たのしい切手の文化祭と体育祭」というキャッチフレーズで開催するため、国体関係の作品展示を2点致します。

国体記念切手の歴史(出品者:永吉秀夫さん)

1947年発行・第2回国体(石川県開催)
国体切手としては、最初に発行しました。

「国体」の愛称で呼ばれている「国民体育大会」は1946(昭和21)年から開催していて、翌年の1947(昭和22)年からは切手も発行しています。切手の発行は秋季大会の開催に合わせる事が多いのですが、時期によっては冬季大会や夏季大会に合わせて記念切手だけではなく記念はがきも発行していた事もあります。
今まで発行された国体切手をご紹介する展示を致します。

1972(昭和47)年に鹿児島で開催した時の切手。


太陽国体開催時に使用した小型印など(出品者:谷之口勇)

夏季大会を記念して発行したはがき。
外国用の日付印を押印。
切手発行初日の午前中のみ使用する「ハト印」になります。

41年前に鹿児島県内で開催した国体の夏季大会と秋季大会の時に因んだはがき類を展示します。

41年前は、開催する競技を描いた小型印が準備されました。
「小型印」という名前、切手の世界にどっぷり浸かっていない方には聞き慣れないと思います。
切手を発行するまでも無いイベントを記念するために使用される絵入りの消印になります。

レスリングの図案の小型印。
薩摩半島南西端になる枕崎市で開催したため、
特産品のカツオを図案の中に盛り込んでいます。

中には、各地の特産品や名所を図案の中に折り込んでいるので、見つけてみるのも面白いかと思います。

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